優秀卒業生を表彰 和歌山市各種学校の17人
和歌山県和歌山市内の専門学校や各種学校を今春卒業する学生の中で、学力や品行などが特に優秀な人をたたえる表彰式が2日、市役所であり、17人が尾花正啓市長から表彰状と記念品を受け取った。
1966年から始まり、今回が54回目。尾花市長はあいさつで「受賞は一朝一夕に成し得たものではなく、志をもって日々努力を重ねられた結果。社会が大きく変わる中、得られた知識や技術は人生を歩まれる上で支えになると思う。未来に向かって大きく羽ばたいてほしい」と呼び掛け、受賞者を代表し和歌山YMCA国際福祉専門学校のZHUANG TAO(ジョアン・タオ)さんが「中国で看護師をしていたが、もっと個人に寄り添った介護をしたいと思い日本に留学した。言葉や文化が違う国での生活は大変だったが、周りの方が私を温かく見守ってくれ感謝の気持ちでいっぱいです。感謝の心と目標を忘れず精進したい」とあいさつした。
和歌山看護専門学校の大島悠月さんは「受賞できてとてもうれしい」と笑顔を見せ、同校での生活を振り返り「2年生の時に学園祭で実行委員長を務めたことが大きな思い出。多くの人をまとめるのは大変だったけれど、すごく良い経験でした」と話していた。
その他の受賞者は次の皆さん。
川村優月(和歌山国際厚生学院)▽ヤン・ジャンナン(和歌山外国語専門学校)▽寺本祐子(県歯科衛生士専門学校)▽片山珠里(和歌山赤十字看護専門学校)▽前田菜那(市医師会看護専門学校)▽正垣崚(和歌山コンピュータビジネス専門学校)▽江子晴香(IBW美容専門学校)▽中林美月(大原簿記法律&美容製菓専門学校和歌山校)▽岩峪美青(大原情報医療保育専門学校和歌山校)▽濵川麻妃(和歌山高等美容専門学校)▽大谷友理(高垣計算実務学校)▽荒木美佳(藤井計算実務学校)▽柴田瑞稀(和歌山東部珠算学校)▽遠藤結月(小上珠算簿記学校)▽𠮷川太陽(アークビジネス学校)
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