心温まる120通を展示 サンタさんへの手紙

日本からフィンランドのサンタクロースへ宛てた手紙を展示する「2021『サンタさんへの手紙』近畿地方展」が12月3日まで、和歌山市一番丁の和歌山中央郵便局窓口ロビーで開かれている。

サンタと手紙のやり取りを楽しめる企画で、一般財団法人日本・フィンランドサンタクロース協会が、サンタクロース中央郵便局などと共同で実施。今季は4970通が日本から同郵便局に届いた。

作品展は2006年から各地域の郵便局で開かれ、滋賀・大阪・兵庫・和歌山を巡回する近畿地方展では優秀作品に選ばれた120通が並ぶ。

「サンタさんありがとう」「クリスマスたのしみ」と感謝の気持ちを伝えるものや「せかいじゅうのみんなにえがおをおねがいします」、「将来はサンタさんになりたい。あこがれのサンタさんガンバってください」と子どもたちの心温まる願いや夢をつづった文面に、トナカイや雪だるまなどクリスマスにちなんだ絵が添えられている。

同郵便局を訪れた岩手県の岡田夕妃子さん(39)は「カラフルで、ワクワクする気持ちが伝わる。心が温かくなる」と笑顔。

和歌山中央郵便局窓口営業部の前田典秀課長(57)は「手紙を書く機会が少なくなってきている今、文章で心を届ける大切さを知ってもらえれば」と話していた。

午前9時から午後7時(土曜は5時、日・祝は0時半)まで。

かわいらしいイラストが描かれた作品も

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