市長賞に坂本さんら 障害の理解・啓発ポスター
和歌山市が募集した「2021年度障害の理解・啓発ポスターコンクール」の入賞者が決まり、最優秀の市長賞に、「ヘルプマーク部門」で坂本瑞姫さん(市立藤戸台小学校6年)、「視覚障害者への配慮部門」で阪本琉奈さん(市立和歌山高校3年)の作品が選ばれた。
2017年度から実施しているコンクールで、市内在住か通勤・通学している人を対象に、2部門で作品を募った。
「ヘルプマーク部門」には46点、「視覚障害者への配慮部門」には23点の応募があり、市長賞の他、優秀賞作品4点と特別賞2点、佳作9点を選んだ。
12日に市役所で表彰式が行われ、尾花正啓市長は「心温まる思いのこもった作品。ポスターで多くの人に啓発が進むことを期待する」とあいさつし、入賞者に表彰状と副賞を手渡した。
市長賞に輝いた坂本さんは「ヘルプマークについて広く知ってもらえれば」と笑顔で話していた。
受賞作品は、市役所東庁舎1階の障害者支援課の壁面に展示。市長賞の2作品は各300部ずつ刷り、市の障害啓発ポスターとして市内の公共交通機関や商業施設など各所に掲示する。
その他の入賞者は次の皆さん。
【ヘルプマーク部門】〈優秀賞・一般の部〉桝見汐音(市立和歌山高校3年)〈同・中学生以下の部〉後藤唯花(楠見東小3年)〈特別賞〉矢野美優〈佳作〉鳥居大智(紀伊コスモス支援小5年)▽𠮷﨑柾道(市立和歌山高校3年)▽甲把朱里(同)▽池永悠人(同)▽桝岡愛理(同)▽吉良明音(同)
【視覚障害者への配慮部門】〈優秀賞・一般の部〉細川さくら(同)〈同・中学生以下の部〉長井映良(紀伊小2年)〈特別賞〉広岡優茉〈佳作〉黒松華雪(市立和歌山高校3年)▽福埜莉未(同)▽瀧本海陸(同)
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