自公過半数も得票減 県内比例は維新が躍進

第26回参院選の和歌山県内比例代表の開票結果(小数点以下は四捨五入)は、自民党が14万4584票、得票率36・06%(前回2019年=16万3837票、41・69%)でトップ、連立を組む公明党が6万3507票、得票率15・84%(同6万9040票、17・57%)で3位となり、与党で県内得票の過半数を占めたものの、両党とも前回より得票を減らした。

公明を抜いて県内第2党に躍進したのは日本維新の会。選挙区には候補を立てなかったが、7万3167票、得票率18・25%(同5万1053票、12・99%)を獲得した。

その他の野党の得票率は、共産党が8・10%(前回9・07%)、立憲民主党が6・72%(同8・31%)、国民民主党が4・14%(同4・77%)といずれも前回を下回り、特に選挙区への候補擁立を断念した立憲の下げ幅が大きかった。

次いで、全国比例で1議席を獲得し、選挙区にも候補を擁立した参政党が3・41%を獲得し、れいわ新選組の2・73%(前回2・70%)、NHK党の2・53%(同1・13%)、社民党の1・02%(同0・78%)を上回った。

個人名の県内最多得票は、2選を果たした公明の熊野正士さんの3万7430票だった。

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