和歌山市長選の公正確保へ 県警が取締本部

和歌山市長選と市議会議員補欠選挙(8月14日告示、21日投開票)を前に、県警は21日、県警本部と和歌山市内3署、海南署内に選挙違反取締本部を設置した。

人員体制は県警本部が124人、4署が516人。県警によると、2018年の前回市長選では検挙、警告はなかった。

和歌山市小松原通の県警本部では、職員が取締本部の看板を捜査二課入り口前に掲示した。

県警は「不偏不党、厳正公平な立場を堅持して取り締まりに当たり、選挙の公正確保という責務を果たしていきたい」と警戒を強めている。

同市長選には現職の尾花正啓氏(69)=自民、公明、国民民主推薦=、新人で元市議の𠮷本昌純氏(65)の2人が立候補を表明している。

 

捜査二課の入り口に看板を掲げる県警職員

 

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