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最後まで攻守に粘り　県和歌山初回の失点重く

３日目

南部龍神	2	0	0	0	0	0	0	1	0	3
県和歌山	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1

〔南〕山本―駒宮〔県〕𠮷原、木野、𠮷原―松田▽本塁打＝上村（南）▽二塁打＝西川、山本、増田（南）、𠮷原（県）

３日目の１３日は２回戦３試合が行われた。第２試合は県和歌山が南部龍神に１―３で敗れ、初戦突破はならなかったが、攻守に粘りを見せ、最後まで緊迫した試合となった。

県和歌山の先発・𠮷原は１回、１死一塁から南部龍神の上村に右本を浴び、２点を先制される苦しい立ち上がりとなったが、テンポ良く投げ込み、２～４回は無失点。５～７回は２番手・木野が抑え、８回１死一塁の場面で再び𠮷原に交代したが、中安と失策で１死満塁とピンチは広がり、押し出しの四球で３点目を奪われた。

攻撃では５回、小堀が捕安で出塁し、１死三塁で迎えた白谷の一ゴロの間に小堀が生還して１点を返した。２点差で迎えた最終９回は、先頭の４番・𠮷原が左翼線に二塁打を放ち、小堀の右安と盗塁、四球で２死満塁と一打同点の好機をつくったが、あと一本が出なかった。