東京五輪身近に 紀の川市役所に聖火トーチ
23日に開幕する東京五輪を前に、和歌山県の紀の川市役所ロビーで15日まで、聖火リレーのトーチが展示されている。
トーチは長さ71㌢、重さ1・2㌔のアルミ製で日本人になじみ深い桜の花をモチーフにしている。
素材の一部には東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建築廃材を再利用。平和のシンボルとしてトーチに姿を変え、一歩ずつ復興に向けて進む被災地の姿を世界に伝える。
市生涯スポーツ課の古市晃一課長は「オリンピックを少しでも身近に感じてもらう機会になれば」と話している。
展示は午前9時から午後5時まで。
問い合わせなども同課(℡0736・77・2511)。
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