思いやりの花咲かそう ゆっこりん一座初舞台
たかだゆき子さんは、絵本の世界だけでなく舞台にも活躍の場を広げ、思いやりの種をまく。自身が率いる「ゆっこりん一座」と劇団ZEROによる演劇が、11月17日午後2時半から、和歌山市の和歌山城ホールで行われる。
「きのくに舞台芸術演劇祭 愛と奇跡の舞台」と題した企画で、さまざまな出演者による五つの物語で構成される。出演するのは「ゆっこりんと思いやりの花を咲かせよう」と題した演劇で、たかださんが台本を書き下ろした。差別や偏見、心の壁をなくし、手を携えて共存社会を目指すストーリー。
メンバーは、たかださんの双子の兄の英樹さん、姉夫婦の他、思いを共有する計6人で結成。全員演技は初挑戦ながら、トリという大役を務める。劇団指導のもと稽古を重ねており、たかださんは「とても光栄なこと。言葉の一つひとつ、役柄に魂を込めてしっかり演じたい。愛と感動あふれるステージで、皆さんと一緒に、心にある思いやりの花をたくさん咲かせられれば」と意気込んでいる。
前売りチケット1000円(当日は500円アップ)。全席自由。チケットは県民文化会館や和歌の浦アート・キューブなどで取り扱っている。
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