尾花市政3期目スタート オンラインで訓示
任期満了に伴う和歌山市長選(21日)で3回目の当選を果たした尾花正啓市長は23日、3期目の公務を開始した。オンラインで幹部職員に訓示し、「やらなければならないこと、やりたいことが山のようにある。未来の和歌山市のため、一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。
尾花市長は当初、市役所に出勤し、登庁式などを予定していたが、同居家族が新型コロナウイルス陽性となり、濃厚接触者に当たるため、28日まで自宅待機となった。
訓示は部長級以上の職員約60人を対象に実施。3期目は「さらに市民との対話を重視する」姿勢を打ち出し、福祉の充実、経済の成長など「選挙戦で約束したことは必ず実行に移し、それ以上のことも準備している」と意欲を示し、職員に対しても「前例踏襲ではなく、自ら現場を見て、現場に立って、市民目線で行政を進めてもらいたい」と述べた。
尾花市長は、自宅待機中も職務代理者はおかず、9月市議会に提案する予算の査定など、テレワークで執務を行う。
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