秋晴れに1400人力走 和歌山市でパンダRUN
第6回「わかやまリレーマラソンパンダRUN」が16日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技で開かれた。県教育委員会、公益社団法人県体育協会が主催。「パンダ」をドレスコードに1429人が1周1・5㌔のコースをチームで競い合った。
第4回大会までは、田辺市山の上田辺スポーツパークで開き、第5回から紀三井寺公園に会場を移した。
2020年は新型コロナウイルスのため中止。2年ぶりの開催となった昨年に続いて今大会も1週間前からの体調チェックシートの提出、人数制限などを実施。
種目は1・4㌔の「ファミリーマラソン」、21㌔(15周分)の「ハーフリレーマラソン」、42・195㌔(30周分+195㍍分)の「フルリレーマラソン」の3部門で完走を目指した。
ファミリーマラソン部門にはベビーカーや抱っこひもで参加する親子など308人が参加。ハーフリレーマラソン部門には、一般の部39チーム、職場仲間の部44チーム、女性の部8チーム、小学生の部12チームの計719チームが出場。フルリレーマラソン部門は一般の部34チーム、職場仲間の部21チームの計410チームが参加した。競技中、パンダの仮装の他、思い思いのコスチュームで参加するランナーが会場を盛り上げた。
場外では、コスチュームコンテスト以外にもフライングディスクやグラウンドゴルフ、10メートル走などを楽しめるスポーツ体験会や菓子のプレゼント付きスタンプラリーなど、多くの家族連れでにぎわった。
フルマラソン職場一般の部で3連覇を果たした日高郡遊走会の谷本悠さん(29)は、毎朝走った距離をアプリで記録して仲間と共有しており「続けてきたことが結果として出てうれしい」と話し、「昨年は調子が悪くてうまく走れなかったが、ことしはしっかり走ることができた」と笑顔を見せた。
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