福祉施設に食材寄贈 和市青果仲卸業組合

年末年始を迎える障害児者に新鮮な食材を届けようと、和歌山市青果仲卸業協同組合は15日、野菜や果物、餅などを同市と海南市の障害福祉施設9カ所に寄贈した。1984年から毎年行っており、ことしで39回目を迎えた。

今回は、ダイコンやハクサイ、ジャガイモ、ミカン、リンゴなど10種類、合計88箱分の食材を寄贈した。同日朝、同組合青年部(岡﨑圭亮部長)がトラックに食材を積み込み、寄贈を仲介する県庁に運んだ。

県庁では、岡﨑部長が県障害福祉課の井筒博紀課長に目録を贈呈。青年部員と県職員が食材をトラックから降ろし、施設別に仕分けた。

岡﨑部長は「寄贈した施設からいつもお手紙をもらい、喜んでもらっている。今後もできる限り長く続けていきたい」と話していた。

 

食材の箱をトラックから降ろす青年部員と県職員ら