男子・開智2回戦へ 春高バレー、女子は惜敗
春の高校バレーは4日、渋谷の東京体育館で開幕。28年連続28回目の出場となる和歌山県代表の男子・開智は、静岡の聖隷クリストファーに2―1で勝利し、初戦を突破した。6日に岩手代表の一関修紅と対戦する。
一方、2年連続で7回目の出場となる県代表の女子・開智は5日に登場。2012年ロンドン五輪銅メダリストの大友愛さんの長女・秋本美空を擁する東京の共栄学園に1―2で敗れ、チーム初のベスト16とはならなかった。
男子・開智は古谷祥主将とU18日本代表のカズンズ海を中心とした力強い攻撃でリードを保ち、第1セットを先取。第2セットは、相手の反撃を止められず、21―25で落とした。第3セットは、古谷主将のスピードと楠本圭梧の圧倒的な高さで流れを取り戻し、1年生セッター北野泰生のトスワークもさえ、25―15でフルセットを制した。
女子・開智は、序盤から点の取り合いとなったが、望戸凪智のスパイクで逆転した後は試合の主導権を握り、第1セットを先取。
第2セットは、共栄・秋本の高さを生かした攻撃で19―25で落とした。
第3セットは、県大会前にけがで苦しんだ是澤静音のハイブリッドサーブと梶山咲幸主将のトスワークで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。
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