優勝だけを目指して 小久保監督が県庁訪問
福岡ソフトバンクホークスの1軍監督に就任した、和歌山市出身の小久保裕紀さん(52)が15日、同市小松原通の県庁に岸本周平知事を訪問した。4年ぶりの首位奪還に向けて意気込みを語り、県内のプロ野球ファンや野球少年に向けてメッセージを送った。
小久保監督は「優勝だけを目指す」と宣言。現在は春のキャンプに向けて準備を進めているといい、「勝つためにどうするかだけを考えて戦う。チャレンジャーとして打倒オリックスで頑張るしかない」と意気込んだ。
ことし20回目を迎える「小久保裕紀杯学童野球大会」についてもふれ、県内で野球に取り組む小学生に、「小学校の間は野球を好きになる努力をしてほしい。目標を立てて継続してほしい」と呼びかけた。
県のプロ野球ファンに向けては、「(現有田川町出身の)吉井理人監督が率いるロッテと、パ・リーグを共に盛り上げられるように頑張る」と話した。
岸本知事は、「人間力も高い小久保さん。ソフトバンクホークスの活躍を祈っている。和歌山ラブでお願いする」と激励した。
小久保監督は同日、県議長室に中本浩精副議長、和歌山市役所に尾花正啓市長も訪問した。
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