フォルテ周辺で「和歌祭大ならし」
子どもたちのかわいらしい踊りに通行人も足を止めた
5月13日に和歌山市和歌浦周辺で開かれる紀州東照宮の例祭「和歌祭」を前に、同祭をPRする全体練習「和歌祭大ならし」が22日、同市本町の複合商業施設フォルテワジマ周辺で行われた。同市伝統文化活性化実行委員会が主催する同祭390周年記念イベントの一環。
和歌山城を背景に初めて和歌山公園で行う予定だったが、雨模様のため、同所7階とぶらくり丁アーケード街で実施。摺鉦(すりがね)や太鼓の音色、唐舩(とうぶね)御船歌連の朗々とした歌声が周辺に響いた。
演舞では、勇壮な雑賀踊や子どもたちによる団扇(うちわ)太鼓と餅花踊のかわいらしい踊り、薙刀(なぎなた)振の熟練の技が披露され、通行人や買い物客、商店の人らが大きな拍手を送った。
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