アルテリーヴォ ファン交流イベント

Jリーグ参入を目指して関西サッカーリーグ1部で戦うアルテリーヴォ和歌山は3月30日、和歌山市中野のスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店でファン交流イベントを開いた。トークショーやスタンプラリーなどを通して、選手たちは子どもから大人まで約100人のファンと親睦を深めた。

クラブスポンサーの㈱オークワが協力し開催。認知度向上などを目的としたことし初のファン交流イベントとなり、アルテリーヴォからは選手17人と海津英志監督(57)らが参加した。

トークショーでは、選手と海津監督がポジションなどを自己紹介。好きな練習や食べ物など、ファンの質問にも答えた。

小久保裕也主将(27)は「ファンの皆さまには生で試合を見に来てほしい。このイベントなどをきっかけに僕たちを身近に感じてもらえれば」とあいさつした。

海津監督は、昨年から11人の選手が残留、14人が新加入したことなどを紹介。「ぜひ皆さんも和歌山にJリーグチームをつくれるように協力してください」と呼びかけた。

スタンプラリーでは、ファンは選手からスタンプを集めた。選手の顔写真と名前が載った用紙を手に、店内にいる選手を探した。選手を見つけると、「ここにいた」「応援しています」などと話し、選手の名前を呼んでスタンプを受け取った。

和大付属小学校に通う辻本悠さん(8)は、「選手を探すのが楽しくて新しく知った選手も多かった」と笑顔だった。

選手が店内で選んだ商品やクラブのグッズなどが当たる抽選会も行われた。

アルテリーヴォのリーグ戦は、13日から9月22日までの計14試合。6月9日と8月31日には紀三井寺公園陸上競技場(和歌山市毛見)で、7月6日と9月14日には桃源郷運動公園(紀の川市桃山町)で行われる。

小久保主将は「厳しい戦いが待っていると思うが最善の準備をして挑みたい。リーグ連覇、JFL昇格を目指して戦う」と意気込んでいる。

ファンを前にあいさつする小久保主将

ファンを前にあいさつする小久保主将