初の合同プレス発表会でPR 和歌山商議所
体に合わせた敷寝具の提案サービスを紹介する参加者
和歌山商工会議所の会員事業所が開発した新商品や新サービスをマスコミに直接アピールする「合同プレス発表会」が29日、和歌山市の同会議所で開かれた。会員事業所の販路拡大を支援しようと、同会議所が初めて開催。同市と岩出市の10社が参加し、各社5分の制限時間の中でプレゼンテーションした。
果実の生産加工を手掛ける「楽々果実工房」(和歌山市元寺町)は、県産の南高梅を使用した「かんたん凍梅」キットを開発。小瓶にマイナス20度で凍らせた南高梅と氷砂糖がセットされていて、好みのリキュールを注ぐと約1週間で梅酒が完成することを実演で紹介した。
「ふとんのにしなか」(同市六十谷)は、良質な眠りと健康を考え、一人ひとりに合わせた枕と敷布団を提案するサービスを紹介。睡眠アドバイザーが、横になった状態の首や腰などの体のそり具合から、理想の寝姿勢を導き出す方法をPRした。
他、㈱高砂アラレ(岩出市岡田)はアルコールをたしなむ人をターゲットにした「きんぴらごぼうあられ」、「米匠みやがき」(同市六十谷)は手軽に玄米食のような栄養が取れる「米ぬかふりかけ」などを紹介した。
同会議所は「新規事業としてスタートした。商品のプレゼンなど、今後の販促に役立つ仕組みになっている。地域経済のために尽力していきたい」と話していた。
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