中学生棋士が熱戦 県将棋名人戦
真剣な表情で対局する中学生
「全国中学生選抜将棋選手権大会」の県代表を選ぶ予選大会と、「文部科学大臣杯中学校将棋団体戦」の西日本大会の出場権をかけた県中学生将棋名人戦(県少年将棋大会実行委主催)が8日、和歌山市寺内の東部コミュニティセンターで開かれ、県内から中学生15人が参加し、自慢の腕を競った。
競技方法は、全員5対局制のスイス式トーナメント方式。団体戦は1チーム3人で行い、個人戦での勝ち星の合計で競った。保護者らが見守る中、開始の合図とともに熱戦が繰り広げられた。
結果、全国中学生選抜将棋選手権大会(8月2~4日、山形県)の県代表に和歌山市立貴志中学校の松本匠平君(1年)、文部科学大臣杯中学校将棋団体戦(7月24日、大阪)には開智中学校の吉田耕大君(2年)、西出匠杜君(1年)、齋藤雅楽君(2年)が決まった。
同実行委事務局長の伊達隆行さん(58)は「将棋人口は減っているがレベルはとても高くなってきている。今後も普及やレベルアップに努め、女性への普及も活発にしていきたい」と話していた。
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