わかやま大会の会場周辺を清掃 官民協力
県内初開催の第15回全国障害者スポーツ大会「紀の国わかやま大会」が24日に始まるのを前に、開幕前最後の日曜日となった18日、開・閉会式場である和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場周辺のクリーンアップ運動が官民協働で行われた。
大会実行委員会の県職員約40人と地元のボランティア団体「紀三井寺公園・緑道愛護会」(雑賀功会長)の会員約80人らが参加。同公園の競技施設の周囲や緑道(遊歩道)、周辺道路などを約1時間にわたって清掃し、落ち葉やごみをきれいに拾い集めた。
同会は地域住民約200人が会員となり、毎月清掃活動に取り組んでいる。今回の国体・大会に向けては「和歌山に来て良かったと言ってもらえるよう、きれいな会場でおもてなしをしたい」(雑賀会長)と、毎月の清掃とは別にクリーンアップ運動を実施。先月の国体開幕前にも行い、この日も大会に向けて多くの会員が協力した。
雑賀会長(73)は「障害者スポーツ大会が無事に成功することが(国体前からの取り組みの)仕上げになる。親切に、心からお迎えする気持ちを大切にしたい」と話していた。
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