新年に「愛の物資」を 県更生保護女性連盟
受刑者や更生保護施設の被保護者らに少しでも心豊かに正月を過ごしてもらおうと、県更生保護女性連盟(石谷秀子会長)は20日、県内の7施設5団体などに生活用品など「愛の物資」を贈り、和歌山市二番丁の和歌山保護観察所で贈呈式を行った。
今回で36年目となる贈呈。同連盟の会員約2500人が協力し、現金76万円や県産ミカン123箱、米390㌔の他、タオルや洗剤、せっけん、ティッシュなどが集まった。和歌山刑務所には、初めて要望があったトランプ300箱も贈られた。
石谷会長は「受刑者にも私たちと同じように新年を迎えてほしい」と取り組みへの思いを伝え、同保護観察所の熊部昭滋所長は「皆さんの博愛の精神のおかげで36年も続けていただいている」と感謝の気持ちを表した。
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