国体任務など充実 直江県警本部長が離任
18日付で警察庁長官官房総務課長に異動した県警の直江利克本部長(51)が17日、離任会見を行い、約1年半の在任期間を振り返った。
印象深かった取り組みについて、平成27年秋に開催された紀の国わかやま国体・大会の警衛警備にふれ、「県民の皆さまと一体になって完遂できた」と振り返った。事件については、着任後すぐに発生した和歌山市神前の建設会社社長殺害事件、同市塩屋の拳銃発砲殺人事件、現在も捜査が継続されている田辺市龍神村の死体遺棄事件、保険金詐欺事件などを挙げ、「各分野しっかり(捜査を)やってもらった」と語った。
県警組織については、若手警官の活躍により解決したコンビニ強盗や特殊詐欺事件を例に「若手が鋭敏な感覚を生かし、伸び伸びやっていて、大変力強く思った」と一丸となった組織力をたたえた。
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