海の事故は118へ 海南海保が街頭啓発
海上での事件、事故の緊急通報用ダイヤル「118番」を広めるため、海南海上保安署は18日、地域住民の一般女性を「一日海上保安官」に任命し、周知キャンペーンを行った。
平成22年度に制定された「118番の日」(毎年1月18日)に合わせて実施。漁業・港湾関係者だけでなく、広く市民にも118番を知ってもらおうと、地域住民から一日海上保安官を選んだ。
任命されたのは、塾の講師として働く下津町下津の森田花代さん(23)。同署で佐藤友保署長から任命状を受け取り、築地のスーパーセンターオークワ海南店前に向かった。
保安官の制服に身を包んだ森田さんは、同署保安官4人と共にポケットティッシュとオリジナルスポンジを配布して啓発。森田さんは「海で何かあったときは110番や119番に通報する人もいると聞いたので、いち早く救助が行われるよう118番が浸透すれば」と話していた。
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