安心の保育施設に 木ノ本こども園竣工
和歌山社会事業協会(波田一也理事長)が運営する木ノ本こども園(和歌山市木ノ本)が完成し、13日に竣工式が行われた。
同協会では児童養護施設旭学園や片男波こども園、城北保育所に続き4園目の設置。木本地区に子ども園を作る市のプロポーザル事業に応募し、平成27年7月に同協会による設置が決定。設計は㈱岡本設計、施工は㈱小池組が担当した。
同園は0~5歳児が対象で、定員120人。木の温もりあふれる園舎には、6クラスの教室と園児以外の子どもを預かる一時預かり教室、地域と家庭をつなぐための子育て支援教室など保育室も8室と充実している。
竣工式では波田理事長が「近隣の保育園の指導も受けて、保護者の人が安心して子どもを預けて働ける園にしていきたい」と同園の発展を誓った。
また、来年度から同園の園長に就任する城北保育所の浦野美惠所長は「力いっぱい自分を発揮できる子どもを育んでいきたい」と話した。
同園は4月1日に新入児87人を迎えて開園する。
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