新緑に鮮やかな紫 養翠園のカキツバタ見頃
国指定名勝の養翠園(和歌山県和歌山市西浜)で鮮やかな紫色のカキツバタが見頃を迎え、新緑の美しい初夏の庭園に彩りを添えている。
アヤメ科の多年草。上品な紫色の垂れ下がった花びらの中央に、白い筋がある。園内の茶室「養翠亭」の脇にある通称「アヤメ池」と呼ばれる池に530株が群生しており、先月から花が咲き始めた。
同園によると、一つの茎に三つのつぼみがあり、一番花が咲いた後、順に開花するため、長く楽しめるという。きれいに咲いてほしいと、毎朝花がらを摘んでいるという藤井清園主は「まだたくさん花芽を持っており、20日ごろまで楽しめそう」と話していた。
年中無休。開園時間は午前9時~午後6時。入園料は大人600円、小学生以下300円。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)
- 科学技術分野で県内3社 文部科学大臣表彰(04/26/2024)
- 過去最多50件 22年度県内の障害者虐待(04/26/2024)