高齢者の見守り協力 LPガス協と市民生協
和歌山県と県LPガス協会、わかやま市民生活協同組合は11日、高齢者らの見守り協力に関する協定を締結した。
1人暮らしの高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、県では2013年度から日常業務で高齢者と接する機会の多い民間事業者と、見守りに関する協定を締結。今回で締結業者は10事業者となった。
同協会はガスの使用量、使用状況による異変への気付きやLPガス容器の交換、月に1度のガスメーター検針時に声掛けや見守りを行い、同組合は注文時などに異変への気付きに対応し、週に1度の配送時に見守りを実施する。
同日は県庁知事室で締結式が行われ、仁坂吉伸知事と同協会の福島幹治会長、同組合の上田欣士郎理事長がサインを交わした。
仁坂知事は「皆さま方の協力に大いに期待している」とあいさつ。福島会長は「安心して暮らせるよう協力したい」、上田理事長は「地域に目を向け、役割を担いたい」とそれぞれ話した。
県によると、17年度までに協定事業者から市町村へ寄せられた報告件数は51件となっている。
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