全身で自由に表現 今福小でダンスの授業
和歌山市立今福小学校(亀位直規校長)で11月28日、コンテンポラリーダンスの授業が行われ、1・2年生約60人がプロダンサー「セレノグラフィカ」の2人から体を動かす楽しさを学んだ。
文部科学省の「文化芸術による子供の育成事業」の一環で、市民会館がコーディネーターを務めている。児童は3日間ダンサーの隅地茉歩さんと阿比留修一さんと共にダンスを体験し、最終日に発表した。
初日は隅地さん、阿比留さんと児童が対面。最初は2人の動きを不思議そうに見ていたが、手を伸ばしたり、突然ロボットのように固まったり、2人がアクションを起こすと児童は「やりたい!」と動きをまねして遊んだ。
すっかり打ち解けた児童は「歩く」から動きを体験。歩くスピードを速めたり、片足を上げて立ち止まったり、隣の人の膝を触りにいったり、歩く動きからさまざまな動きが派生し、児童は周りの友達とくっつき合って盛り上がった。
授業の後、2年生の目黒莉穂さん(8)は「体がいっぱい動かせて良かった。走ってポーズするのが楽しかった」、1年生の亀井美唯さん(7)は「面白いダンスだった。もっとたくさん覚えたいと思った」と楽しそうに話していた。
セレノグラフィカの2人は「動きに対して素直に反応してくれた。『やりたい!』と好奇心も強くて、楽しんでもらえるのは良いこと」と話していた。
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