公正な選挙を 統一地方選の取締本部を設置
統一地方選挙を前に県警は20日、和歌山県警本部と県内14署に第19回統一地方選挙事前運動取締本部を設置した。人員体制は本部が檜垣重臣本部長以下212人、各署は署長以下1436人。
和歌山市小松原通の県警本部では職員が取締本部の看板を捜査二課の入り口前に掲示した。19日までに検挙はないが文書掲示2件、文書頒布1件の警告があるという。
前回(2015年)の第18回統一地方選挙での違反件数は、警告が13件で検挙はなかった。同課の南伸明次席は「不偏不党かつ厳正公正な立場で選挙違反の取り締まりに当たりたい。県民の皆さんからの情報をお待ちしております」と話している。
県内の統一地方選は3月29日から4月21日にかけて、県議選と市議選3市、町長選1町、町議選5町が行われる。
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