「火の用心」呼び掛け 保園が防火パレード
年末火災特別警戒期間(15日~31日)に合わせ17日、みちる保育園(和歌山県和歌山市毛見、池永善弘園長)の園児による防火パレードが行われた。
市消防局では火の取り扱いが増える年末に火災の多発が予想されることから警戒体制を強化しており、広報で注意を呼び掛けている。
同保育園では、避難訓練の後、年長児43人が法被姿で園を出発。横断幕やのぼりを持ち、「火の用心、良い子は火遊びいたしません」と鈴とカスタネットを鳴らしながら紀三井寺団地内を練り歩いた。通り掛かった人に園児が描いたチラシを渡し、家のポストにも投かんした。
中消防署南分署の坂田雄彦分署長は「コンロの火をつけたまま離れたり、ストーブの近くに燃えやすいものを置いたりして不注意で火災が多くなる時季。子どもたちのパレードを通して防火意識を高めてもらいたい」と話していた。
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