自分も相手も大切に デートDV講演会
交際相手からさまざまな暴力を受ける「デートDV」について考える講演会が4日、和歌山県紀の川市貴志川町長原の県立貴志川高校であり、1年生129人が学んだ。
女性と子どもネット・堺の辻川節子代表と山中優子さんが「自分も相手も大切に」と題して講演した。
2人は暴力には身体的、精神的、経済的、インターネットを使ったものがあることを説明。相手を下に見ていたり、相手を思い通りにするには暴力が効果的だと思っている人が暴力を振るいやすいと話した。
対等な関係をつくるには自分と相手を尊重し、嫉妬を理由に束縛や暴力を振るわない、自分のことは自分で決めることが大事だと強調した。
最後に「暴力を一人で悩まず、信頼できる大人に相談してほしい」と締めくくった。
また代表の生徒が3種類の起こり得るシナリオについて寸劇をし、理解を深めた。
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