センバツ/海南、あと一歩届かず初戦敗退
好投した神崎
第86回選抜高校野球大会は大会2日目の22日、1回戦3試合があり、第2試合で海南が池田に3―4で敗れ、初戦で姿を消した。海南の先発・神崎は安定した投球。バックも好投を続ける神崎を支えたが、最終回に無死満塁からサヨナラの適時打を浴び、勝利まであと一歩届かなかった。
海南 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
池田 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2x | 4x |
〔海〕神崎―矢須〔池〕名西―三宅▽2塁打=竹田(海)
喜多(池)
27年ぶりに甲子園に戻ってきた海南が大舞台で健闘した。先発左腕の神崎はキレのいいストレートとカーブで打線を抑え、7回まで1安打に抑える好投。エース岡本の代役をきっちり果たした。
チームは3点リードの8回裏に2失点。最終回にはこれまで無失策だった守備に乱れが生じ、無死満塁の危機からサヨナラの本塁生還を許した。
打線は5回、連続四球で2死1、2塁とし、空山が中前に運んで先制に成功。7回には2死から福田が単打と盗塁で得点圏に進むと、またも空山が中前打を放ち加点。さらに矢須の左前適時打でリードを広げた。
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