2011年04月01日

03.スポーツ/06.特集/第83回センバツ高校野球

智弁4強ならず、3―10で履正社に完敗

3打点と活躍した4番宮川(写真=5回二死満塁で右前適時打を放つ)

3打点と活躍した4番宮川(写真=5回二死満塁で右前適時打を放つ)

第83回選抜高校野球大会10日目は1日、西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝2試合があり、第1試合で智弁は履正社(大阪)と対戦し、3―10で敗れた。先発青木は5回に履正社打線につかまり大量失点。智弁打線もその裏反撃するが、届かなかった。

3試合連続先発の青木は初回に2死3塁のピンチを迎えるが、4番桝井を強気の投球で中飛に打ち取り、2回以降も速球と変化球を内と外に投げ分けて相手打者を翻弄(ほんろう)。4回には3、4番を連続三振に仕留め、2死から2連打で先制を許すも最少失点で切り抜けた。

しかし、5回に2死2、3塁とされ、まさかの捕逸で1点献上。なおも四死球で満塁のピンチを迎え、連続長短打で4点奪われ、ここで青木は降板。2番手の蔭地野に交代するも火のついた履正社打線を止めることができずさらに2失点。7回から登板したエース上野山も9回に2点奪われた。

反撃したい智弁は、5回に2死から山本と小笠原の連続安打などで満塁とし、4番宮川の右前適時打で2点、8回には無死2塁で宮川が右前へ2打席連続適時打を放って1点返した。しかし、相手投手飯塚の打たせて取る投球術の前に11安打するも要所を締められ、逆転することができなかった。

TEAM123456789
履 正 社00017000210
智弁和歌山0000200103

【履】飯塚―坂本【智】青木、蔭地野、上野山―道端





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