ノーモアヒロシマ 250人が国民平和大行進
横断幕やのぼりを手に、核廃絶を訴える参加者ら(26日、和歌山市)
核兵器のない平和で安全な世界の実現を願って、 約3カ月間かけて東京から原水爆禁止世界大会開催地の広島と長崎を目指す 「国民平和大行進」 が全国で展開されている。
県では今月8日に新宮市を出発し、 紀伊半島を北上して26市町村で実施。 和歌山市では26日、 市役所前の広場で出発式を行い、 約250人が核兵器廃絶などを訴える横断幕やのぼりを手に市内約2㌔を練り歩いた。 原水爆禁止県平和行進実行委 (中谷吉治委員長) が主催した。
参加者は 「ノーモアヒロシマ、 ノーモアナガサキ」 「核兵器はいらない」 など、 声を張り上げて行進。 ぶらくり丁を経由して京橋プロムナードまで歩いた。
47都道府県全てを歩く通し行進者の竹田昭彦さん (71) =横浜市=は 「原発がなくなれば、 ぐっと平和な世界に近づける」 と話していた。
平和行進は昭和33年6月に始まり、 毎年10万人が参加している。
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