8月最後の週末にぎわう いわで夏まつり


夜空に舞った花火

 8月最後の週末となった25日、 岩出市の大宮緑地総合運動公園では 「いわで夏まつり」 (実行委主催) が開かれ、 約3万6000人 (実行委発表) が来場。 それぞれゆく夏を惜しむように、 多彩なイベントや夜空を彩る約3000発の花火を楽しんでいた。

 会場の中央に設置されたやぐらでは 「岩出おどり」が行われ、 浴衣姿の人たちでにぎわった。 メーンイベントの花火が始まる頃には会場沿いの堤防にたくさんの人が詰め掛けた。

 メッセージ花火の打ち上げではロンドン五輪アーチェリーで銀メダルに輝いた古川高晴選手=近大生物理工学部職員=や、 夏の高校野球県予選で準優勝を果たした那賀高校野球部らにメッセージが送られた。

 その他、 根来鉄砲隊演武が披露され、 各種団体バザーでは根来塗曙山会による根来寺根来塗体験が人気を集めていた。

 実行委の谷口憲治会長(60)は 「花火の煙が流れなかったのは少し残念だったが、 年々来場者が増え、 ことしも盛大にできてよかった」 と話していた。

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