ロボカップ日本代表の中尾君、大橋市長に意気込み

大橋市長㊨に大会の説明をする中尾君㊥
大橋市長㊨に大会の説明をする中尾君㊥

 7月にブラジルで開催される「ロボカップ・ジュニア世界大会」に日本代表として出場することが決まった、智弁学園和歌山中学校の中尾渓人君(14)が23日、和歌山市役所を訪れ、大橋建一市長に世界大会への意気込みを話した。

 中尾君は立命館宇治中学校3年の村田智美さん(14)、大阪市立阪南中学校2年の三枝(さえぐさ)佑路君(13)君の3人でチーム「MonoChrome(モノクローム)XT」を組み、3月の全国大会で優勝。中尾君が世界大会に挑戦するのは昨年に続いて2回目で、自律型ロボットを1チーム2体使って行う「サッカーBライトウェイト」に出場する。

 この日は、母の由美子さんと智弁学園和歌山中学校の鳥居裕史校長の3人で訪れ、大橋市長は「ことしはロボットに磨きをかけて、見事な成績を上げてほしい。思う存分に戦ってきて」と激励。

 中尾君は持参したノートパソコンに大会の様子を映し出しながら、大橋市長に競技のルールやロボットの仕組みについて説明。「昨年は世界とのレベルの違いが分かったので対応できると思う。日本に優勝を持ち帰りたい」と決意した。