ビーチサッカー全国出場 和歌山BrosSAS
第10回全国ビーチサッカー大会(公益財団法人日本サッカー協会主催)の関西予選が、兵庫県の明石市大蔵海岸で開かれ、「和歌山Bros SAS」が全国切符を獲得した。第7回の白浜大会以来、チーム2度目となる大舞台に、木村充代表(32)は「ベスト4を目指したい」と意気込んでいる。
予選は関西地域の計6チームが集い、3チームによるリーグ戦を実施。上位2チームが代表決定戦で争い、勝った2チームが全国大会の出場権を得る。
ビーチサッカーのピッチは縦37㍍、横28㍍。ピッチ内の選手は5人ずつで、選手交代の回数に制限がない。サッカーやフットサルとは違い、相手にボールが触れたり、ラインを割るまでの間にキーパーはフィールドプレーヤーからのパスを1度だけ手で扱うことができる。
試合は3ピリオド各12分間で、得点を競った。グループAの和歌山は、予選でアヴァンチ大阪に2―4で敗れたが、久御山高校を6―3で下し、2位で決定戦に進出。決定戦ではグループBを1位通過の大阪レキオスと顔を合わせた。
昨年、おととしと2年続けて大阪レキオスに敗戦を喫している和歌山だが、先制点を奪うなど、白熱した試合を展開。3―3の同点で試合は延長戦に突入し、桂木のフリーキックで勝ち越し、中村がダメ押し弾を決めて5―3で勝利した。
チームは週に1回の合同練習で、9月11日に開幕する本番に向け、汗を流している。「堅守速攻」のこれまでのスタイルに加え、ボール支配率を高めた新たなスタイルを確立し、磨きをかけている。
全国には各地域を勝ち上がった計16チームが出場。組み合わせも決まった。木村代表は、「相手は格上だが、恐れずに自分たちの力を出し切りたい」と力強く抱負を語った。
メンバーは次の皆さん。代表兼選手=木村充▽監督兼選手=谷口友城▽オフィシャル=中西智範、北岡篤▽主将=森満圭亮▽選手=谷本真進、角谷嘉亮、上田健史、中谷剛、中村匠吾、橘市郎、矢田義二、桂木啓斗、岩崎孝佳、當山雄基、前田諭
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