2年連続で最多を更新 和歌山市の宿泊者数

18年の和歌山市内の宿泊者数は95万9215人となり、17年の93万8691人を上回り、2年連続で過去最高記録を更新した。

市観光課によると、外国人宿泊客数は11万7034人(前年比3・8%減)でやや減少。9月の台風21号の被害で関西国際空港が閉鎖したことにより、訪日客が前年の70・6%に激減した一方、旅行会社へのプロモーションで中国からの宿泊客数は回復(同7・9%増)。韓国からの宿泊客は5240人(同9・5%増)で初めて5000人を超えた。

日本国内からの宿泊者数は84万2181人(同3・1%増)と17年を2万5149人上回り過去最高を更新。台風や地震の影響で大阪からの宿泊客が減少したが、関東からの宿泊客数は11万8841人(同2・0%増)と過去最高で、大阪以外の近畿の府県からの宿泊客数も前年より増加した。

日帰り観光客数は572万6507人(同2・8%増)となり、宿泊と日帰りを合わせた観光入込客数全体も668万5722人(同2・7%増)と増加した。

同課は、ことしはねんりんピックを11月に控え、国内の宿泊、観光客の増加を見込んでおり、今後も外国人旅行客に向け引き続きプロモーションを行っていきたいとしている。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧