願い込め、しめ縄作り 伊太祁󠄀曽神社で

新年を迎えるに当たり、和歌山市伊太祈曽の伊太祁󠄀曽神社(奥重視宮司)の氏子総代ら約30人が24日、同神社に飾るしめ縄を作った。

しめ縄作りは年の瀬に毎年行われている。10月上旬から干された、軽トラック2台分の稲わらを木づちでたたいてほぐし、一本ずつはかま(下葉)取り。参加者は「抜けやすいから気を付けて」などと話しながら2~3人で協力するなど、昨年に作った物の長さに合わせて慣れた手つきで縄を編んだ。完成した約30本のしめ縄は太さ約4㌢のものが多く、短いものは約70㌢、「御神木の大杉」に巻かれる長いものは約7㍍。 奥宮司(77)は「みんなが和やかに、よく笑って過ごせるような年になってほしい」と願った。

協力してしめ縄を編む氏子ら

協力してしめ縄を編む氏子ら

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