昔遊び「楽しい」 松江小で高齢者らと交流会
和歌山市立松江小学校(杉本和弥校長)で、同地区老人クラブのメンバーや住民との交流会があり、1年生70人が、けん玉やすごろくなどの昔の遊びを一緒に楽しんだ。
コロナ禍で中止の時期もあったが、25年ほど前から行われている取り組み。地域の高齢者ら35人が参加し、子どもたちに教えた。
この日、体験したのは、こま回し、お手玉、折り紙、おはじき、輪投げ、ビー玉、ヨーヨー、だるま落とし、ゴムとび、竹馬など。
こま回しでは、老人クラブの男性が手本を示し、こつを伝授。子どもたちは、ひもの巻き方から教わり、挑戦した。こまがうまく回らなかった児童もいたが、「ひもは指に引っかけるとよい」などと教わり、何度もチャレンジしていた。
けん玉では、膝を使うと玉を乗せることができるとアドバイスを受け、リズムよく屈伸しながら楽しんでいた。
1年生の川口環(7)さんは「花いちもんめと輪投げが特に楽しかったです」、岡結愛(7)さんは「全部初めて挑戦した遊びばかりで、分からないところは教えてくれたり、手伝ってくれたりして楽しかったです」とにっこり。
松江地区老人クラブ連合会長の中嶋義弘(78)さんは、「子どもたちが喜んでくれてうれしい。昔の遊びを初めて体験する子も多い。子どもたちから私たちも元気をもらっています」と話した。
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