JR和歌山駅前で花の植替 慶風高校生徒ら

NPO法人花いっぱい推進協議会は22日、和歌山県紀美野町の慶風高校の生徒と一緒に和歌山市のJR和歌山駅前花壇で花の植え替えを実施。ケイトウ、サルビア、ベゴニアなど6種類1130株を植えた。

同所では同協議会が毎月、草引きなどの手入れをし、2~3日に一度、水やりを行っている。植え替えは毎年6月と11月に実施。共同での植え替えは、同協議会の森川勝理事長(85)が同校に声を掛け、10年以上前から続いている。

今回は、6月1日に同市で開かれる第35回全国「みどりの愛護」のつどいに合わせ、彩り豊かにもてなそうと行われた。

この日は、同協議会13人と、ボランティア活動を行う同校のインターアクトクラブの生徒3人が参加。コリウスをはじめ、同所に初めて植えるというカリブラコア、夏の日差しの中でも元気に花を咲かせるマツバボタンを丁寧に植えていった。

同校生徒会長で、同クラブ代表の北田朝陽さん(16)は「慣れない作業でしたが、県に来られた方が最初に目にする場所をきれいにすることができて良かったです」と笑顔。森川理事長は「玄関口をきれいな花で飾れて満足です。活気あふれる和歌山の第一印象につながればうれしい。皆さんに眺めてもらい喜んでいただけたら」と話した。

植えられた花は、これからの夏の間中、色とりどりの花を咲かせる。次回は11月に別の花への植え替え作業を予定している。

丁寧に花を植える生徒たち

丁寧に花を植える生徒たち

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