柔道の国体リハ開催 全国教員大会
豪快に投げを打つ選手
「紀の国わかやま国体」の競技別リハーサル大会を兼ねた第39回全国教員柔道大会(全日本柔道連盟など主催)が10日、和歌山市の和歌山ビッグウエーブで開かれ、44都道府県200人以上の選手が熱戦を展開した。
台風11号の影響で朝から横殴りの大雨となったが、島根、宮崎が棄権した他は予定通り実施。暴風雨の音が館内に響く中、技が決まるたびに「よっしゃ!」「やった」と歓声が上がった。
5人制と3人制でそれぞれトーナメント戦が行われ、5人制に出場した県代表は福島に4―0、高知に3―0で快勝。3回戦まで進出したが、埼玉に1―3で敗れた。
5人制の決勝は大阪と兵庫が対戦し、2―2で大将同士による代表戦までもつれ込んだ結果、兵庫が判定勝ちで9年ぶり2回目の優勝をつかんだ。3位は三重、神奈川。3人制は鳥取が優勝した。
閉会式で県柔道連盟の谷口久雄会長は「台風の非常に荒れた天気の中、熱戦をありがとう。精進を重ね、来年の国体にもぜひ参加を」と呼び掛けた。
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