エ号映画鑑賞事業に協賛 紀陽銀に感謝状
紀陽銀行は、県の「映画『海難1890』高校生鑑賞プロジェクト」に協賛し、3日、県教育委員会から感謝状を受けた。
プロジェクトは、県内国公私立の全高校生約2万9000人を対象に、ふるさと教育の一環として同映画の鑑賞を支援するもの。来年1~3月に実施し、協賛金237万6000円は出張上映経費などに活用される。
感謝状の贈呈式が県庁南別館の教育長室で行われ、同行の日野和彦取締役営業推進本部長が宮下和己教育長から受け取った。日野本部長は「映画を通して、自分のふるさとに誇りを持ってもらえれば」と期待を寄せ、宮下教育長は「本県の宝物のような話を多くの子どもたちに知ってほしい」と話していた。
県は鑑賞経費約2500万円を含む一般会計補正予算案を開会中の12月県議会に提案しており、協賛金はその中に組み込まれる。
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