県予算知事査定始まる コロナ対策など54事業
和歌山県は18日、2021年度当初予算編成に向け仁坂吉伸知事による事業予算の査定を始めた。
県によると、新年度事業約1200件のうち、新政策として掲げている「コロナ禍から経済とくらしを守り切る」「新しい世界への対応と挑戦」の2本柱に関する事業を中心に、54件、予算要求額で約970億円分が知事査定の対象となり、26日までの予定で行われる。
初日は福祉保健部の8事業から査定を始めた。感染症に関する専門知識を有する「感染管理認定看護師」の増員に向け、育成に取り組む医療機関に対し費用の一部を補助する事業については、新型コロナウイルスへの対応が長期化する中、介護施設などに認定看護師を派遣することで感染防止を図る重要性などを担当職員が説明。仁坂知事らが質問し、議論を重ねた。
新年度当初予算案は2月上旬に発表予定で、2月定例県議会に提案される。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- ウクライナ色の花壇 ろうさい病院で植え替え(05/17/2024)
- 功績顕著の11人を表彰 行政相談委員全体会議(05/17/2024)
- 済州との国際交流に尽力 康さんに和市長表彰(05/17/2024)
- 公益通報の和歌山市職員自殺 支援団体が会見(05/16/2024)
- 高校のeスポ推進 ICT企業が県にふるさと納税(05/16/2024)