交友会サヨナラV NW和歌山軟式野球夏季市長杯


最終回2死満塁で決勝打を放つ菅野(交友会)

NW和歌山軟式野球連盟 (瀧口治会長) の第40回夏季市長杯争奪大会決勝が29日、 せせらぎ公園野球場で行われ、 交友会がアモーレを5―4で下し7年ぶり3回目の優勝を飾った。 終盤二転三転した試合は最終回、 1点を追う交友会が2死から同点に追い付き、 なおも満塁と好機を広げ、 菅野の右中間を破る決勝打で熱戦に終止符を打った。 MVPは交友会の菅野栄輝選手が獲得、 優勝選手賞には交友会の南幸宏、 アモーレの北野真也両選手が選ばれた。しんぽう写真館はこちらから

◇決勝

アモーレ 0 0 0 0 0 1 3 4
交友会 0 0 0 0 0 3 2X 5

交友会・南、 アモーレ・宮津の両先発投手の好投で、 5回まで両チームゼロ行進となった試合は、 6回、 アモーレが、 1死3塁から北野の中前適時打で先制すると、 打線が一気に動き始めた。

交友会はその裏、 1死から大倉の死球を足掛かりに2死満塁とし、 藤原の左中間へ運ぶ走者一掃の2塁打で3点を挙げ逆転した。 最終回、 失策と南を救援した大倉がアモーレ打線につかまり、 1点リードされて迎えた最後の攻撃は、 2死1、 2塁から中村の右前打で同点。 松尾の内野安打で満塁と攻め、 菅野が3ボール2ストライクのフルカウントから右中間へ鮮やかな一撃を放ち、 劇的なサヨナラで紫紺の優勝旗を手にした。

交友会は同連盟の代表として、 W1、 草敬リーグの3団体が協力して覇を競う第1回和歌山シリーズ (8月26日、 せせらぎ公園野球場) に出場する。

交友会の田中主将は 「出ては初戦で負ける暗黒の時代もあったが、 こんな形で優勝でき最高だ」 と久しぶりの栄冠をかみしめた。 MVPの菅野選手は 「夜勤明けで試合に臨んだが、 最後の打席は狙っていた通りの打撃ができ、 気持ちよかった」 と笑みがこぼれた。 優勝、 準優勝ナインは次の皆さん。

《交友会》監督=緒方吉則▽主将=田中耕平▽選手=藤木彰人、 坂東伸哉、 大倉鉄平、 中村大輔、 松尾尚悟、 菅野栄輝、 藤原亮介、 南幸宏、 相良尚弥、 宮本知幸

《アモーレ》監督兼主将=光森直樹▽選手=山本亮、 辻翔也、 山本拓真、 池田道亮、 宮津優介、 北野真也、 児玉裕規、 西山康成

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