6月1日は「鮎の日」 養殖漁業団体が制定

紀の川でアユ釣りを楽しむ男性
紀の川でアユ釣りを楽しむ男性

 アユの消費拡大に向けて、全国鮎養殖漁業組合連合会(和歌山市吐前、阪本伸哉会長)は6月1日を「鮎の日」に制定した。当日を中心に全国各地でイベントを展開し、PRする。

 阪本会長によると、アユの全国出荷量は10年ほど前は1万㌧あったが、近年は6000~7000㌧に減少。そこで「環境破壊や肉食文化におされている魚食文化に一石を投じよう」と、このほど全国のアユ関係者が集まり協議し、記念日制定を決めた。

 6月1日はアユ釣りの解禁日としている地域が全国的に多いという。

 当日、和歌山では紀の川市貴志川町の諸井橋下河川敷でアユの放流体験イベントを開き、地元の親子ら約150人が参加する。

 その他、徳島でアユのつかみ捕りや、宮崎で実演販売などが行われる。

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