安全推進員会が自主訓練 木本地区
誘導灯を持ち避難する参加者
南海トラフ地震などに備え、和歌山市の和歌山北署木本地区地域安全推進員会(野畑久則会長)はこのほど、夜間の津波避難誘導訓練を実施した。
夜間パトロールなど青少年健全育成活動を普段行っている地安推が、自主的に避難訓練を行うのは、県内でも初めてという。この日は、同推進員や同地区防災会の役員ら40人が参加。木本連絡所から県警察学校付近までの往復約1㌔を、「誘導係」と「住民係」の2班に分かれて訓練。誘導係は、昨年度に購入した誘導灯を手に持ち、先導した。街灯が少なく暗い場所もあったが、「段差あります」「足下注意してください」「少し下ります」など順番に伝言を行い、無事に訓練を終えた。
参加した同地区連合自治会の國政明通会長(85)は「今後も各組織が連携して防災意識を高めていきたい」と話している。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)
- 科学技術分野で県内3社 文部科学大臣表彰(04/26/2024)
- 過去最多50件 22年度県内の障害者虐待(04/26/2024)