智弁が3年ぶりV 高校野球県2次予選
秋季近畿地区高校野球大会和歌山県2次予選の決勝が9、11日、和歌山市毛見の県営紀三井寺公園野球場で行われ、智弁和歌山が近大新宮と対戦。9日の4回雨天により、11日正午に県公式戦としては初めて継続試合が実施された。11日に再開した試合では智弁が6―1で勝利し、3年ぶり17度目の優勝、2年ぶり26回目の近畿大会出場を決めた。
【第2試合・決勝】
《9日》
近大新宮 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
智弁和歌山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(4回雨天のため継続試合)
《11日》
近大新宮 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
智弁和歌山 | 1 | 2 | 3 | 0 | × | 6 |
(5回から再開)
〔近〕大槻、岡、大槻、荒木―白井〔智〕𠮷川、清水―石橋▽二塁打=中塚(智)
9日に行われた決勝は、4回終了時点で雨が強くなり、試合は午後1時50分に中断。2時28分には継続試合を発表し、広瀬俊英球審が継続試合を宣告した。
11日に再開された試合は、5回に二死3塁の場面で2番杉本の左前適時打で1点を先制すると、6回にも二死1、2塁から5回に代打で登場した8番多田羅が中前適時打を放ち2点目。続く9番小畑の右前適時打で3点にリードを広げた。7回にも3点を追加し、試合の主導権を握った。
投げては、9日と中一日で登板に臨んだ𠮷川が5回無失点。6回から登板した清水は4回1失点に抑え、優勝に貢献した。
大会県2次予選で優勝した中谷仁監督は、投手起用について一晩考えたとし、「𠮷川を一回だけ投げさせるのはもったいなかったが、点を先取することを優先し、打席が回ったところで多田羅を代打に起用した」と話した。
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