税に関心持って 海南駅で習字と作文展示

海南・海草租税教育推進協議会は24日まで、和歌山県海南市のJR海南駅構内の市物産観光センターかいぶつくんで、児童や生徒による税に関する習字と作文を展示している。

国税庁の「税を考える週間」(11~17日)にちなみ、税について関心を持ってもらおうと、同協議会が毎年実施。習字は小学生、作文は中高生を対象に募り、習字の優秀作と作文の最優秀2点の計14点を展示している。

習字は同市と紀美野町から173点が集まった。市長賞に加茂川小学校6年生、井邊この実さん、町長賞に野上小学校5年生、田尻真菜さんの作品が選ばれた。

作文は中学生の部に753点の応募があり、町立美里中学校1年生、谷口奈津実さんの「税で救われる命」が大阪国税局長賞に、高校生の部は214点の中から慶風高校3年生、西口英里さんの「教育格差について」が県租税教育推進連絡協議会会長賞に選ばれた。

海南税務署総務課の杉村雄亮総務係長は「展示を通して、学生の頃から少しでも税にふれてもらい、関心を持ってもらえたら」と話している。

展示は午前9時から午後6時(最終日は3時)まで。その他、習字で優秀作品(同協議会賞)に選ばれたのは、次の皆さん。

宮本莉乃彩(黒江)▽佐山歩(日方)▽岩本芽依(内海)▽清家璃海(大野)▽谷口羽純(亀川)▽愛宕実佳(巽)▽森𦚰万葉(中野上)▽鯨奏太(大東)▽鷲山大翔(下津)▽藤垣怜華(下神野)

地元小中学生の作品が並ぶ

地元小中学生の作品が並ぶ

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