和歌山県職員の給与据え置き 民間との差ほぼなし
県人事委員会(守屋駿二委員長)は11日、県職員と民間の給与の格差を是正するための給与勧告を、仁坂吉伸知事と山下直也県議会議長に行った。調査の結果、本年度は民間との較差がほぼなかったため、月給、ボーナスともに改定なしとしている。
調査は、事業所規模50人以上などの県内企業120社を対象に実施。月給は県職員37万3865円(42・5歳)、民間37万3889円で、県職員が24円(0・01%)低かった。
ボーナスは県職員3・95カ月分、民間3・94カ月で、均衡しているため改定は行わないとしている。月給の据え置きは4年ぶり、ボーナスは2年連続。
また国の勧告に伴い、50代後半の給与水準の上昇を抑えるため、昇給・昇格制度を見直すよう報告した。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)
- 和大に国際交流基金設置 塚本さんの寄付で(04/26/2024)
- 科学技術分野で県内3社 文部科学大臣表彰(04/26/2024)
- 過去最多50件 22年度県内の障害者虐待(04/26/2024)