和歌山市がネット110番 相談窓口を開設
インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷やいじめなどの対策を強化するため、和歌山県和歌山市は1日、相談窓口「ネット110番」を人権同和施策課に開設する。
スマートフォンの普及などに伴い、インターネットを利用した人権侵犯事件は増加傾向にあり、法務省の統計では2016年以降は2000件前後で推移し、19年は1985件発生。うちプライバシーの侵害に関するものが1045件、名誉毀損に関するものが517件だった。
市はこれまでも、インターネット上の人権侵害に関する相談を受け、誹謗中傷の書き込みの削除依頼につなげるなどの対応をしてきており、相談窓口の設置により、関係機関との連携を図りながら、問題解決への取り組みを強化する。
相談は電話(℡073・435・1110、平日午前9時~午後5時)またはメール(jinkendowa@city.wakayama.lg.jp)で受け付ける。
同課は「決して一人で悩まず、気軽に相談してください」と呼び掛けている。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 各界の功労たたえ 春の叙勲県内38人が受章(05/01/2024)
- 春の褒章に県内2人 各界での功労たたえ(04/28/2024)
- 賃上げの持続等訴え 連合和歌山メーデー(04/28/2024)
- 大学誘致で県内就職率が増 和歌山市(04/27/2024)
- 食品ロス削減へ 県社協、わかやま市民生協(04/27/2024)