和歌山が脚光浴びた2月 暮らしを守る対策強化に全力

浮島 智子

この2月、和歌山に関するニュースが脚光を浴びました。
2月11日には、和歌山ビッグホエール(和歌山市)にて、関西初上陸となる、日本最大級のファッションイベント、東京ガールズコレクションが盛大に開催されました。総勢100人のモデルが登場し、大人から子どもまで、来場した8000人を超える人々がステージにくぎ付けでした。
この大イベントに、地元の学生の方々も和歌山を盛り上げようと、和歌山城でのモデルの衣装展示や、当日、モデルの皆さんに食べてもらうケータリングづくりに取り組むなど、さまざまな形で協力をされました。参加した学生の方からは、「この経験を生かして頑張ろうと思った」「今後いろいろなことに挑戦してみたいと思います」など、和歌山の素晴らしさを知り、それを語りPRすることができた、貴重な機会となりました。
また、「アドベンチャーワールド」(白浜町)のジャイアントパンダ「永明」と、双子の「桜浜」と「桃浜」が、多くの方から惜しまれながらも今月22日、中国へ返還されました。「アドベンチャーワールド」は、1994年より日中共同繁殖研究を始め、これまで17頭の赤ちゃんパンダが誕生し、中国以外では世界最多の繁殖実績を残しています。今回返還された「永明」は16頭の子どもをもうけた「スーパーパパ」でした。3頭が離れたことで、園で飼育するパンダは、お母さんパンダの「良浜」とその娘たちの「結浜」「彩浜」「楓浜」の計4頭となりましたが、これまで積んでこられた高い繁殖・保護の実績が今後も生かせるように、一日も早く新たな雄のパンダが来日できますように。
今月24日、ロシアによるウクライナ侵略開始から1年となりました。
米欧の推計で、双方の兵士計約30万人が死傷し、民間人2万人超が死傷する中、戦争終結の見通しはまだ立っていません。ウクライナから日本に避難された方も2000人を超えており、情勢は依然、極めて不透明であります。3月下旬に期限が迫っていた、身寄りのない避難民の方々への生活費支援の延長が、公明党もその継続を訴えた結果、22日に1年間の延長が決定致しました。今後もウクライナの方々にしっかりと寄り添った支援の継続と拡充を政府に求めてまいります。
ロシアのウクライナ侵略などを背景としたエネルギー価格高騰により、家計の苦しさが増しています。こうした中、公明党が強く訴えてきた、電気・都市ガス料金の負担軽減策として、1月使用分から、使用量に応じた料金の値引きが始まりました。電気や都市ガス代の請求書や検針票などで、使用期間の開始日が今年1月1日以降のものであれば、値引きが適用され、請求金額は値引き後の金額が示されるようになってはいますが、物価高騰が続く今、今月22日に開かれた予算委員会で公明党から、大手電力会社が電気料金の値上げを国に申請した件について、「国民生活や中小企業の経営を守るための負担軽減策であり、電力会社を助けるものではない。明確に一線を引いてもらいたい」と値上げ申請には厳格な審査を求めました。岸田首相も24日に開かれた物価・賃金・生活総合対策本部で、4月という日程ありきではなく、厳格かつ丁寧な査定による審査を行うよう、西村経産相に指示をしました。引き続き公明党は政府に対し、暮らしを守る対策強化を訴えてまいります。
最後に、いよいよ4月には統一地方選挙が行われます。和歌山県、和歌山市、橋本市、新宮市、紀美野町、湯浅町の各議会で、公明党公認の予定候補者が選挙戦に挑みます。公明党の国と地方のネットワークなくして政策の実現はありません。その要である、各予定候補者の完勝を期して全力で戦ってまいります。

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