政治家は地元のために働く 感染拡大防止に力を合わせて

門 博文

東京オリンピックが閉幕しました。開催間際までさまざまな問題が連続し開催を危ぶむ声まで聞こえていましたがやはりいざ競技が始まれば自然と手に汗を握ってテレビ越しに応援する姿があちこちで見られました。終わってみれば大変盛り上がったオリンピックとなったと思います。コロナ禍で一年延期の開催となってしまいましたが日本選手団のメダルの獲得数も過去最高となり素直に心の底から喜びが込みあがりスポーツを通して勇気と元気をもらえた17日間でありました。お盆が明ければ続いて東京パラリンピックが開幕し新たな感動を与えてくれることと楽しみにしています。
しかしその反面で心配なのは新型コロナウイルス感染症の第5波の感染拡大です。デルタ株やラムダ株などの新しい感染力の強い変異株がさらに広がっており予断を許さない状況が都市部を中心に発生しています。特に東京圏では日々数千人の感染者が報告されており、2日間で3日間で一週間でと換算していくと大変恐ろしい状況となっています。前回もご報告いたしましたが全国有数のペースで和歌山市はワクチンの「2回接種」が進んでいます。7月末時点では65歳以上の高齢者の方で希望される方の2回接種はほぼ終了したということです。油断はできませんが現時点ではこの「ワクチン2回接種」がコロナに対抗するための最善の策ということですのでこのペースを保ち続け一般の現役世代へも早期のワクチン2回接種を完了させていかなければなりません。今は新しい変異株の感染拡大とワクチン接種との時間の戦いになっていると思います。それに加えてやはり今一度の感染予防への取り組みです。昨年の感染拡大当初は緊急事態宣言の発令のもと、「ステイホーム」や三密回避が徹底できていたように思います。しかし「自粛疲れ」や「宣言なれ」と言われるように最近では気の緩み、行動の緩みが指摘されています。確かに宣言下での飲食店の営業に対する措置も守られにくくなっていると聞きます。また、夜の飲食の自粛はできたとしても日中のレジャーや買い物、仕事などは昨年の感染当初に比べると随分と「日常」に近い形になってきているようです。私も先日、臨時の厚生労働委員会で久しぶりに上京しましたが昼間の街中は大変な人通りでびっくりしました。これでは感染拡大が起こっても仕方ないと思いました。ワクチンの効果がもっと顕著に現れてくるまでそして何よりも治療薬が開発されてくるまで何としてもみんなで力を合わせてこの感染拡大を抑え込まなければなりません。ワクチン接種と今一度の感染拡大防止にみんなで取り組んでいこうではありませんか。
10月21日に私たち衆議院議員は4年の任期を迎えます。衆議院は「解散・総選挙」が常道ですがこの度はほぼ任期を満了する形で選挙を迎えることになりそうです。それまでの期間、私は今一度、自分の選挙区である和歌山市を端から端までくまなく巡っています。選挙に際し訴える政策、解決しなければならない課題、地域の可能性、そういったものをこの間に改めて確認し整理するためです。私はかねがね政治家は地元のお役に立つことこそが本分だと思っています。地域の声を聴きそれを国に伝え実現していくからこその「代議士」です。これからの日本は人口激減社会の到来を迎え今までと全く違う発想が必要です。もちろん現在はコロナの対応も重要なポイントです。そんな中でこの和歌山市がどう発展していけるのか。来るべき選挙に向けギアをさらに上げてまいります。しっかりと和歌山市のために働く政治家として今後も活動させていただけるようこれからもがんばります。

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